手軽な運動と言えば、ウォーキングでしょう。 ウォーキングとは、健康管理等を目的として歩くことを言い、一般に散歩とは区別されます。
ウォーキングは、運動が苦手でも実践可能なうえ、足腰の負担も比較的軽い運動です。 しかし、実は、奥の深い運動でもあるのです。
脂肪燃焼を目的とする場合、最低でも連続して20分以上のウォーキングが必要と言われています。
簡単に説明します。 人間のエネルギーの源には、「糖」と「脂肪」があります。 そして、エネルギーとして優先的に消費されるのは、エネルギー効率が高い「糖」です。 しかし、糖は体内に備蓄できる量に限りがあるため、体内に備蓄できるエネルギー源として「脂肪」が重要です。 但し、備蓄された「脂肪」が酸素と結びついてエネルギーとなるには、ウォーキングの場合、個人により差はありますが、おおよそ20分以上が必要な訳です。
もっとも、20分以下のウォーキングであっても意味はあります。 足の裏には数え切れないほどのツボがあり、このツボがウォーキングにより刺激されるからです。 また、循環器系の働きが良くなり、血液がサラサラになるといった効果も認められます。
ウォーキングで健康になりたいという場合、一日一万歩が目安となると言われています。 人間は、早歩きで1分間に100歩ほど歩きます。 また、20代から50代の人間の一日の平均歩数は、5,000歩〜7,000歩というデータがあります(個人タクシーの運転手は一日に200歩しか歩かないケースもあるそうです)。 したがって、単純に考えると、通常に加えて30分〜50分のウォーキングが必要となるのです。 駅まで10分歩き、昼休みに10分歩いて、家まで10分歩く。 これだけです。
第一に、足の裏と足首の動きを意識しましょう。 ダラダラ歩きは、ウォーキングの効果を半減させます。 足のつま先で地面を強く蹴り、足首を大きく使いながら歩きましょう。
第二に、腕を大きく振りましょう。 腕を大きく振ることにより、運動量は格段に増加します。 また、腕を振って歩くと、自然と姿勢が良くなり、衰えた筋力を回復させることも可能となります。
第三に、呼吸が乱れない範囲で早歩きしましょう。 早歩きは、サイクリングと同程度のカロリー(20分で100kcal弱)を消費します。 したがって、脂肪燃焼効果は抜群と言えます。 しかし、呼吸が乱れると、エネルギー効率の高い糖が使われ、脂肪燃焼率が低下してしまいます。
第四に、時間がある時には40分以上続けましょう。 個人によって差はありますが、おおよそ40分を経過すると、ウォーキングによる脂肪燃焼率は格段に上昇すると言われてます。
第五に、疲れが残らない程度にコンスタントにウォーキングしましょう。 特に体力づくりには、毎日のウォーキングが欠かせません。 しかし、疲れが残ると、日常生活に差し支えます。 疲れが残る場合、運動強度を軽減するか、間隔をあけましょう。
健康管理は、日常の一環として実践すべきです。 駅まで歩くのもよし、昼休みに街を歩くのもよし、ゴルフ場で歩くのもよし。 私の場合は、仕事が終わり帰宅した後に、シャドウボクシングをしながら、犬の散歩を兼ねてウォーキングを実践しています。
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