疲労は、どのように起こるのでしょうか? 糖質はエネルギー源!で述べたように、糖質は、消化されると、ブドウ糖などに分解され、血液中に取り込まれます。 そして、血液中に取り込まれたブドウ糖は、細胞内でエネルギーとなり、水と炭酸ガスに分解されて体外に排出されます。 しかし、このエネルギー代謝が十分でない場合には、乳酸が生成され、これが体内にとどまります。 この乳酸が体内に蓄積すると、体が酸性化し、人間は疲れる訳です。
したがって、疲労回復を考える場合、体内の乳酸を如何にして減らすかが問題となるのです。 なお、乳酸が大量に体内に蓄積すると、体の機能が低下し、深刻な状態を招くこともあります。
疲労回復の一般的な方法は、十分な睡眠と適度な運動です。 睡眠中は、エネルギー代謝の量が少ない分、乳酸の代謝が促進されます。 また、適度な運動は、血行を良くしてエネルギー代謝を促進し、体内の乳酸を減らすのです。 十分な睡眠と適度な運動につきましては、快眠しましょう!および運動しましょう!をご覧ください。 なお、睡眠と運動は、乳酸の発生要因となるストレスの解消にも効果があります。
ビタミンは、エネルギー代謝に重要な役割を果たします。 特にビタミンB1は、糖質の代謝に不可欠と言われています。 そこで、ビタミンB1をはじめとするビタミンを意識して摂取しましょう。 なお、ビタミンB1は、豚肉、レバー、ウナギ、大豆などの豆類、小麦胚芽や玄米に多く含まれます。
また、最近、クエン酸が注目されています。 クエン酸は、体内の乳酸を消費して、体をアルカリ性に導くと言われています。 また、血液をサラサラにし、栄養素の代謝を促進します。 したがって、クエン酸は、疲労回復効果が抜群です。 なお、酢酸にも同じような効果がありますが、クエン酸には劣ると言われているそうです。 クエン酸は、梅や梅干、リンゴ、ゆずに多く含まれます。
さらに、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸も、疲労回復に効果があります。 アスパラギン酸は、新陳代謝を促進し、体内の老廃物の排出を促すと言われています。 アスパラギン酸は、アスパラガスの他にも、栄養ドリンクに多く含まれます。
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