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5大栄養素

栄養素について

栄養素とは、人体の栄養となる主たる成分を言います。 そして、栄養素のうち、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5つの成分は、5大栄養素と呼ばれます。 なお、糖質、脂質、タンパク質は、特に3大栄養素と呼ばれます。 また、5大栄養素に食物繊維を加えて、6大栄養素と呼ぶこともあります。

糖質

糖質は、人間のエネルギー源となる成分であり、いも類、果実類、パンやご飯、麺類、砂糖に多く含まれます。 なお、炭水化物は消化性のものと非消化性のものに分けられますが、このうち消化性のものが糖質です。

脂質

脂質には、中性脂肪、リン脂質、糖脂質、コレステロールなどが含まれます。 そして、脂質の主な構成成分である脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。
飽和脂肪酸は、動物性脂肪に多く含まれ、人間のエネルギー源となります。 体内に貯えられた皮下脂肪も、多くは飽和脂肪酸です。 飽和脂肪酸は、肉類、卵、牛乳や乳製品に多く含まれます。 また、不飽和脂肪酸は、植物性脂肪に多く含まれ、筋肉や脳神経等を組織し、ホルモンの原料となり、脂溶性ビタミンの吸収を促進します。 よく耳にするリノール酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)も、不飽和脂肪酸の一種です。 不飽和脂肪酸は、魚類、植物油に多く含まれます。
脂質は悪者にされがちですが、5大栄養素に含まれるぐらいですから、大変重要な成分です。 ただ、過剰摂取や不飽和脂肪酸の摂取不足が問題となるにすぎません。 なお、飽和脂肪酸の過剰摂取は、肥満や動脈硬化の原因となります。

タンパク質

タンパク質は、主にアミノ酸から構成され、筋肉・臓器・血液といった人体の主成分となります。 また、免疫力を高め、細菌やウィルスを無害化します。 さらには、人間のエネルギー源となることもあります。 このようなタンパク質は、肉類、魚介類、卵、大豆などの豆類に多く含まれます。
タンパク質は生命の源と言われるぐらい重要な成分であり、タンパク質の不足は健康の観点から絶対に避ける必要があります。 タンパク質を効率よく摂取するなら、肉類や魚介類に含まれる動物性タンパク質が最適です。 しかし、動物性タンパク質を含む食品の多くは、多量の脂質を含みます。 そこで、大豆などに含まれる植物性タンパク質が注目される訳です。
なお、アスパラギン酸、アルギニン、グルタミン酸、タウリンなどもアミノ酸の一種です。 アスパラギン酸は疲労を回復し、アルギニンは脂肪の代謝を助けるほか精子の数を増加させ、グルタミン酸は知能を高め、タウリンはコレステロールを減少させる作用があると言われています。

ビタミン

ビタミンは、栄養素の代謝を促進し、生理機能を調整します。 ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類されます。
脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は、水には溶けず肝臓等に貯えられるビタミンで、過剰に摂取すると弊害が生じることがあります。 また、水溶性ビタミン(脂溶性ビタミン以外)は、水に溶け、過剰摂取分は排出されるビタミンです。 したがって、水溶性ビタミンは、毎日、少量ずつ摂取する必要があります。

ミネラル

ミネラルは、人体に必要な微量の無機質です。 これには、カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム、鉄、亜鉛、セレン、マンガン、銅、ヨウ素、モリブデン、コバルト、クロムなどが含まれます。 なお、1日に100mg以上が必要なもの(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)を主要ミネラルと呼び、それ以外を微量ミネラルと呼びます。

栄養素を考慮した食事

5大栄養素の全てをバランス良く摂取しようとすると、相当気を使わなければならなくなります。 そこで、健康のためには、まず次のような点に注意してみましょう。
一日に30品目を摂取するように心掛ける
偏食をなくす
魚介類、海藻類、豆類を摂取することを心掛ける
足りない栄養素は、サプリメントで摂取する

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