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ホーム > 時事紹介 > 平成18年版 > 平成18(2006)年01月22日

日本公認会計士協会がライブドアの監査の調査に着手

日本公認会計士協会は、19日、ライブドアおよび関連会社に証券取引法違反の疑いがある問題において、粉飾決算につき事実関係を把握すべく、同社の監査内容の調査に着手したことを発表した。 協会は、ライブドアの監査を担当した港陽監査法人の監査を調査するものとみられる。 なお、港陽監査法人は、ライブドア関連会社の証券取引法違反容疑に関連して、17日に東京地検特捜部による家宅捜索を受けている。

ライブドアの証券取引法違反容疑について

ライブドアの証券取引法違反容疑については、現在のところ、次の2点が問題となっている。

ライブドアの関連会社であるバリュークリックジャパン(現ライブドアマーケティング)は、平成16(2004)年10月に、1対1の株式交換により出版社マネーライフを買収(子会社化)することを発表した。 しかし、すでにマネーライフは投資事業組合を介したライブドアにより事実上買収されており、新たに買収するという虚偽の情報を発表した疑いがもたれている。 その後、バリュー社が株式分割を行ったことにより、バリュー社の株価が高騰。 組合は、株式交換で得たバリュー社株式を高値で売却し、数億円の利益をライブドアに還流させたとされる。 なお、バリュー社は、平成16年11月に同年第3・四半期決算で売上高などを水増して発表、マネーライフ社の買収に関連して自社株を高騰させた「風説の流布」の疑いももたれている。

また、ライブドア本体も、平成16年8月と9月に、同社が実質的に支配する投資事業組合を通じて買収済みだったロイヤル信販およびキューズ・ネットを、株式交換により新たに子会社化すると発表。 平成16年9月期の決算においては、買収手続が未了で同決算とは無関係のロイヤル信販とキューズ・ネットの利益をライブドアの利益として計上し、実際には経常利益が赤字だったにも関わらず約14億円の黒字に粉飾した疑いがもたれている。

新着時事紹介 (5)

2008年04月20日:同時提供禁止業務で金融庁が監査法人を処分
2008年04月10日:内部者取引につき金融庁が公認会計士を処分
2008年04月03日:日本公認会計士協会による監査実施状況の調査結果(H18
2008年04月01日:ASBJが資産除去債務に関する会計基準を公表
2008年03月28日:日本公認会計士協会が監査基準委員会報告書等の改正を公表(H20-1

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