東京地検特捜部は、13日、カネボウの粉飾決算事件に加担したとして、カネボウの監査を担当していた中央青山監査法人の公認会計士4人(うち、代表社員3人。)を証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で逮捕した。 これらの公認会計士は、カネボウの旧経営陣による赤字子会社の連結外しにつき、不正を黙認したのみならず、具体的に助言を行うなど主体的にかかわったとされる。 なお、中央青山監査法人は、本逮捕につき、「捜査に全面的に協力してゆきたい。」と述べている。
カネボウの粉飾決算事件について
カネボウ株式会社は、債務を子会社に負わせたうえで当該子会社を連結対象から外すといった手法を用いるなどして、実際には債務超過に陥っているにもかかわらず、平成13年3月期からは債務超過に陥っていないかのような有価証券報告書の記載を行った。 すでに、当粉飾決算を指示したカネボウの元社長や元副社長は、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で起訴されており、起訴事実を認めている。 なお、カネボウ自体は、産業再生機構の支援の下で経営再建中の状態にあったため、起訴されなかった。
2005年04月23日:中央青山監査法人が監査体制の見直しへ。
2008年04月20日:同時提供禁止業務で金融庁が監査法人を処分。
2008年04月10日:内部者取引につき金融庁が公認会計士を処分。
2008年04月03日:日本公認会計士協会による監査実施状況の調査結果(H18)。
2008年04月01日:ASBJが資産除去債務に関する会計基準を公表。
2008年03月28日:日本公認会計士協会が監査基準委員会報告書等の改正を公表(H20-1)。
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